人生一度きり、残された楽しい老活と終活

一度の人生、後悔しない老活と終活 自分らしい幸せ感で過ごしていきたい                    

哀しい別れ


5年前退院後のすぐ数日経ったある日迷い犬のように私の家の玄関に立っていたTさん、
身長は170センチ程、細身のスーツ姿でとてもスマートな青年、モデルのようなイケメンでした。


「ごめんください 私は◯◯◯◯会社の新入社員
で1番初めの訪問先です。
少しお話しを聞いていただけますか?」


「はいどうぞ 」


「今こういう商品を販売しておりますがいかがなものでしょうか」
私は興味深く「面白そうね!ぜひ乗ってみるわ」
と言い早速経済的豊かな
友人を誘い5人ほどでその方のお客様になりました。
(私は経済的弱者ですが💦)


その方はそれをきっかけにみるみる成績を上げ新卒の中でも
トップクラスまで登り上がり、都内中心、丸の内辺りに
昇進間違いなしと期待しておりました。




 しかし先日暗い声でお電話があり


「僕、長崎に行くことになったのです。
転勤です」


慌ててお餞別をと銀座伊東屋に行き
彼に似合うパーカーのボールペンを
セレクトし、赤いリボンを付けて
頂き、哀しい思いで
一人今までの
思い出に馳せて・・・





4年程あまりにも良すぎた社会生活が
一変する、


青天の霹靂、。


何があったのだろうか。、。


  今、向かっている待ち合わせの
 ホテルのラウンジカフェ


「お待たせしました」


 囁くような声が印象的で男性からも
女性からも好かれていたのに。


「今は現状を受け止めるのが精一杯です」


励ます言葉も見つからず


 ただこの現実とこれからの試練を
試されるのか。、



年配の友人達は又の可能性を見つけ
転職すべきとのアドバイスでしたが
私的にもいくら一流企業でも
自分の人生を会社に捧げてよいのでしょうか。


時間はあっという間に過ぎ
多分もう会えないのでしょう。。


別れは突然にやって来るのですね。。。
決して恋愛感情ではありません歳なので笑)





パーカーのボールペン
銀座伊東屋でセレクト